施工例

愛南町船越 Y様邸

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竣工以前の様子です。現場は愛南町船越です。船越地区は景色のよい港町といった感じなんですが、海の横は険しい山、といった感じで石垣をついて住宅が密集しているので大型重機や2トン車が入らないと難問だらけの仕事です。

施主様は定年退職を機に増築を決められた方で、「古民家風」をご希望されてました。

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庭木の撤去の様子です。「宮下土砂」さんの協力の下、最小のユンボを現場に入れることができたので、とりあえず一安心です。「紅梅」や「松」その他たくさんのいい庭木がありました。もういらないそうなので少し頂きました。写真奥に転がっている大きな庭石を動かすのに苦労しましたが、そこも庭師の力を借りどうにか移動さすことができました。

施主様の話では、昔の人はこの大岩をたった二人で海から運んできたそうです。先人の知恵はすごい!と感じた瞬間でもありました。DSC00131.JPG

地ならし、砕石撒き後の基礎ベース前です。土砂が無くなりすっきりすると割と広めの土地が姿を現しました。

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地鎮祭です。お庭の隅に土地の神様を祭った祠があったので撤去と同時に執り行うことが決まりました。神主であるナカトミ様に祝詞を読んでもらい土地をあらためて清めていただきました。さあこれからが本番です。

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帖張り(なわ張り)です。これによって建築物の微調整を行います。施主立会いの下「ああでもない、こうでもない」を繰り返しながら施主様の希望に沿った場所に立てていきます。今回は施工場所が限定されていることと増築ということとあって、そんなにいどうさせることもなくスムーズに進みました。

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どうも整地後の砕石がところどころ穿りかえされていると思ってたら、どうもモグラがいるみたいで掘り下げてみると直径6~7cm位の穴が現れました。

「この巣穴の上に基礎コンクリートを流し込むのかあ」

少し悲しくなりましたがそうこう言っていられない。別の場所から顔を出してね、ごめんよモグラ!

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給水、排水の位置決めです。台所のシステムキッチンだけ決定していましたが、トイレ、洗面台その他の設備はまだ決定していないので、間取りの下の立ち上がりまでの配管となります。給排水、水道設備は「上村水道」さんです。

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基礎工事の始まりです。給水排水の配管終了後、鉄筋の配筋。今回は塩害、土地柄を考慮してベタ基礎には4分筋(12mm)、立ち上がりには3分筋(9mm)を使用しました。

がぶり厚さは100mmを取り強靭な鉄筋を組みました。

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ベタ基礎打ち込み後です。左官さんは「安岡左官」さんです。丁寧な仕事をしてくれる左官さんです。犬走りになる部分は化粧になるので金コテ押さえ仕上げにしてもらいました。

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立ち上がりの工事です。今回の物件は土台となる檜の土台材が120mmX120mmあるので基礎立ち上がりも同じく、幅が120mmとなります。4月の上旬になって暖かくなってきた感じです。船越地区は強めの浜風が吹くので時折涼しい風が吹いてました。

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立ち上がり基礎打設工事終了後の様子です。生コン車(2トン車)が現場まで入ることができないので、猫車によるマンパワーでの打ち込み作業となりました。

いよいよ棟上が近くなってきた感じがします。

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土台となる檜の芯持ち材の敷き込み作業後です。基礎上は4寸角(120mmX120mm)を使用し、大引きには材木自体に粘りがあり、湿度にも強い杉の3.5角(10.5mmX10.5mm)を選びました。切り込み作業はすべて手作業で、アリやホゾの加工など手作業でしか表現できない技術には今までのお客様から好評を頂いております。

最近ではプレカット工法やプレファブリケーションなど工場生産型の工法が主流になりつつありますが、「手をかける、手間をかける仕事に間違いはなし!」と手間をかける事と採算どがえしを基本に仕事に取り組んでおります。さあ棟上です。

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今回の建築資材搬入作業には「尾崎クレーン」さんにお願いしました。普段からお世話になってるクレーン屋さんで、ここだけの話、運転手さんや家建ての時のクレーンの運転手さんの技術力によって仕事のはかどり方が違ってきます。尾崎クレーンさんはその点では間違いの無い業者さんです。

ユニックによる運搬作業も丁寧で、材木の扱い方も女性をエスコートするように扱ってくれます。今回はクレーン自体が現場に入ることができない為手作業による棟上となったので、材料の搬入のみの仕事になりました。また次の機会もお願いしようと思ってます。

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棟上終了後です。今回の住宅は施主様の希望で内装が真壁仕上げ、珪藻土コテムラ塗り仕上げ、勾配天井と、細部にこだわった家屋となります。

なので柱、梁、軒桁すべて隠れることの無い化粧仕上げ。一つも手垢、汚れ、日焼けなど付ける訳にはいきません。すべての材料に防汚紙を二重に巻きつけました。杉材も高知県ヤナセ産の杉材を使用、横架材となる梁や桁など松材には地松を使用しました。米松と呼ばれる北米産の松は湿度の少ない地域で育っている為、湿度吸収による木の膨張、収縮に弱くヒビやワレが顕著にあらわれます。

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少し写真は飛びますが、2008年6月25日無事、事故もなく落成を迎えることができました。

今年は梅雨入りが例年より早く、外装工事の大幅な遅れの為工期を延長を余儀なくされました。施主様にはご迷惑をかけましたが嫌な顔一つされず、笑顔で工期の延長を快諾していただきました。心の広い施主様に出会えてありがたく思います。

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今回の工事は居室、台所、トイレ、洗面所、バスルームの増築工事でした。

対面式のキッチンから見えるリヴィングは十畳。フロアーには桜(無垢材)を使い、腰板には杉、壁は珪藻土コテムラ仕上げです。施主様の意向で新建材の使用と石油系の塗料の使用の禁止、「古民家風の佇まいで」というコンセプトをもとにしあげました。無垢材をふんだんに使用し、仕上げの塗料には自然素材の「柿渋」。壁には湿気を吸ってくれる珪藻土。

キッチンには天然杉(非植林材)の一枚板を据えダイニング兼用にしました。

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「小屋組み」にはこだわり、合掌造りに近いものを選びました。合掌だとどうしても桁が入る為に、せっかく高くとった天井が低く見えるというデメリットがありますが、この工法だと勾配天井までさえぎるものがなく、心地よい開放感が生まれます。真ん中を走る松材(梁)が安心感をあたえます。

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建具もたくさん入りました。今滅多に目にする事の無くなった「雪見障子」です。腰から上はずっと障子のままで、腰から下の分が上下にスライドするしくみです。外側は羽目殺しのガラスですね。今回は「近平建具」梅田表具店」に仕事をお願いしました。格子戸、引き戸、建具もすべて職人さんの仕事です。新建材には絶対出すことのできない雰囲気を演出してくれる逸品です。

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キッチンですね。今回は「ナショナル」製システムキッチン「GENEO」を組みました。ナショナル製品は少し値段がはるものの、品質が優れていて最先端の昨日を備えてます。2550mmと広めの作業スペースを確保し、「高出力IHクッキングヒーター」「食器洗い洗浄器」センスのいい現代風の排気ダクトも組み込んでいます。

天井が高い為、シンクスペースまで光が届きにくい為、別に流し元灯を設け照度を確保しました。

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トイレは「TOTO]のネオレストです。自動開閉タイプですね。アームレスト付です。施工しておいてなんですが、こうゆうセンサーの付いた設備機器の前を通ると必ず機械が反応するんです(あたりまえですけど)。そのたびにビックリしてしまうんです。今回のこの現場ではこのトイレが犯人でした(笑)高感度センサーなんで1mちかく離れていても蓋がパカッ!・・・・まずここで一つビックリ。そのセンサーを消しに近ずくと便座がパカッ!・・・・言葉も出ません。

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洗面所です。全室共通の仕様です。(腰壁と珪藻土)

洗面台は従来型の洗面台ではなく、あえてシンプルなボールのみを施主様が選択。シンプルな造りですがお洒落ですね。施主様のセンスが光る逸品です。

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写真は横のなってて見づらいですがバスルームです。「TOTO」のバスピアKPシリーズです。

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施主様はTOTO製品がお気に入りの様子、TOTO社は水周りの住宅設備のメーカーさんで製品作りには定評があり、僕もトイレの便器や洗面台など幾度と無く施工しましたが、細かい寸法にブレがなく、はずれを出さない一流メーカーです。

以上が、愛南町船越のY様邸の紹介でした。外観内装ともに時間のかかる仕事でしたが、いい仕事をさせていただきました。

このたびの落成、大変おめでとうございます。ありがとうございました。

海風のあたる家

周辺3方を住宅に囲まれた、海沿いの洋風住宅です。セラミック系の洋瓦が全体の雰囲気を引き締めています。

入母屋・純和風の家

洋風の家に比べ、落ち着きがあります。すべての壁に土壁を付け、節なし総ヒノキ張りです。
年数が経てば経つほど品のでる家です。

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